エアーキャリーは、梱包対象物に合わせ、設計いたします。 また、素材は、AirCarry専用仕様の強化フィルムを採用し、フィルム(薄いプラスチックシート)表面からの酸素透過率を抑えることで、長期間の使用にも耐えられます。引張りにも、非常に強い素材ですので、気温の上昇時や空輸時にも膨張しすぎることがありません。
その他、繰り返し使える「リユース用」や厳しい使用環境にも耐えられるさらに強度な外装材料も取り揃えておりますので、安心してご使用いただけます。
外観上の変化(減圧試験後) | 【1】 | 【2】 |
---|---|---|
フィルムの伸びによる張り具合 | 変化なし | 変化なし |
破袋(パンク) | 変化なし | 変化なし |
シール剥離 | 変化なし | 変化なし |
エアー漏れ | 変化なし | 変化なし |
写真(減圧試験後の類似品N.G.姿)
写真のように、焼餅状に膨らんで伸びてしまう類似品があります。耐久性に欠ける、類似品の取扱いにはご注意ください。
■供試材料
試料番号 | 試験終了時の力(kN) | 所見 |
---|---|---|
A-1-1 | 77.7 | 異常なし |
A-1-2 | 76.7 | 異常なし |
A-1-3 | 79.5 | 異常なし |
A-2-1 | 43.7 | 異常なし |
A-2-2 | 47.9 | 異常なし |
A-2-3 | 37.9 | 異常なし |
フィルムのみを使用したエアー緩衝材は、気温や気圧の変化による影響で内部の空気が膨張または収縮してしまいます。
エアーキャリーは、空気の膨張・収縮によって、お客様の製品に必要以上の圧力を加えたり、製品の固定力・保持力が損なわれないようにするために「アースロック機能」という特殊なしくみを開発。
特許を取得したこの「アースロック機能」により、『長期保管による空気量の目減り』『航空機輸送による気圧低下時のエアー圧の急上昇』『遠隔地輸送での気温の変化』に影響されることなく、お客様の商品をより安全に保護できるのです。